その道、照らすもの
…悪くない。
そして、その時
ロイには彼らが本当に想っていたものを知った。
(彼らはファレナを愛した。でも、それ以上に王子さんのことを────…)
ロイは言った。
「…オレ、あんたの為なら──…」
ザァァ──…
二人の間を一陣の風が吹き抜け、ロイの言葉を掠め取って行く。
風の悪戯に乱れた前髪を小さくかき上げながら、その言葉を問うた王子へ、ロイはただ、満足そうに笑みを返しただけであった。
多くの命を抱き
今日も強くその手を拡げ、舞う様に戦うあんたに、オレは付いて行く。
「あんたの為ならこの命、惜しくは無い」
超消化不良です自分の文才のなさに乾杯!
2006/5/17